手軽に冷えを改善!
温活におすすめの飲み物は?
冷えは女性の体にとって大敵です。
どの季節でも冷えを感じ、冷えに悩まされている女性は多いのではないでしょうか。
そんな冷えをセルフケアできると注目されているのが「温活」です。
手軽に取り入れることのできる温活ドリンクと、飲み物で温活をする際に注意したいポイントを紹介します。
妊活マイスターが監修
BELTA専属
公認上級妊活マイスター
(一般財団法人 内面美容医学財団認定)
大島 由紀
(おおしま ゆき)
温活とその効果
温活とは、体温をあげる活動のことをいいます。
冷えの原因には、熱を生み出す筋力の低下や、食生活・生活習慣の乱れ、基礎代謝の低下などがあげられます。
そのため、体温が上がると冷え性の改善だけではなく、妊活や美容にも効果的であると言われています。
妊活中の方や、生理・むくみに悩んでいる方は、ぜひ温活を日常の習慣に取り入れてみてください。
「温活」は妊活にも良い?妊娠のための冷え対策を詳しくみる温活におすすめな飲み物
コンビニで買える発酵茶
ほうじ茶や紅茶・玄米茶などの発酵茶は、手軽にコンビニで買えるのでおすすめ。
摘んだ茶葉を酸化させて作る発酵茶は、発酵度合いが高いものほど、体を温める効果が高いと言われています。
紅茶はもっとも発酵度合いの高いお茶ですが、多くのカフェインが含まれているため要注意です。少量のカフェインは血行促進効果が期待できますが、多く摂取してしまうと、カフェインの利尿作用により、体の温度を下げてしまいます。
また、カフェインの覚醒作用により自律神経のバランスを乱す恐れもあるので、ノンカフェインの飲み物が安心です。
体を温めてくれる発酵茶
中でもルイボスティーは、ノンカフェインの発酵茶なので、冷えやすい女性の体を温める効果が期待できます。
ポリフェノールが入っている飲み物
健康に良いとされるポリフェノールにも、体を温める効果があります。
ポリフェノールがもつ抗酸化作用によって、血流が悪くなる原因である活性酸素が除去され、血管が広がり、体全体の血流改善を期待できます。
ポリフェノールたっぷりなノンカフェインの飲み物
赤ワインもポリフェノールがたくさん含まれていることで有名ですが、中には妊活中の方で、お酒を飲んでも大丈夫なのかと疑問に思う方もいらっしゃいます。
基本的にはあまり影響はないとされていますが、過度な飲酒は控えましょう。
妊活中の飲酒は大丈夫?気をつけたい飲み物ついて詳しくみるしょうが入りドリンク
しょうがの辛味成分は乾燥や加熱をすることにより、毛細血管を広げ全身の血流を良くする「ショウガオール」という成分に変化します。
しっかりと血行促進効果を得るためにも、生のしょうがではなく必ず乾燥したものや、加熱したものを取り入れましょう。
市販のしょうがドリンクももちろん良いですが、紅茶にしょうがスライスを加えるなど、おうちで手軽にしょうがを飲み物に取り入れることもできます。
※参考:農林水産省
簡単お手軽な白湯
おうちで簡単に取り入れやすい温活ドリンクといえば、白湯。
特に起きてすぐに飲む白湯は、寝ている間に失われた水分の補給ができるだけでなく、内臓を温めることで消化機能を活性化することもできるのでおすすめ。
内臓の温度が1度低下すると、基礎代謝が約12%低下すると言われています。
体全体を温めてあげるためにも、まずは温かい白湯で体の内側から温めることが、とても大切です。
シナモンやしょうがなどのスパイスを加えると、温め効果アップを期待できます。
飲み物での温活で注意するポイント
普段何気なく飲んでいる飲み物の中に、実は体を冷やすものがあるかもしれません。体を冷やす作用がある飲み物と、摂取に注意が必要な飲み物を紹介します。
体を冷やしてしまう飲み物を避ける
先ほどお伝えしたカフェインのみならず、麦茶に多く含まれるカリウムも利尿作用があるため、体の熱を体外に排出してしまいます。
また、中医学では麦そのものに体を冷やす作用があるとされているので、麦茶は避けたい飲み物です。
驚くことに、緑茶にも体を冷やす作用があります。緑茶は発酵度合いが低い発酵茶な上、カフェインがたっぷりと含まれている飲み物です。温かくした緑茶でも、冷え対策には不向きとされています。
砂糖が入っている飲み物にも要注意です。
白砂糖を摂取すると、体は急上昇した血糖値を下げようとします。
血糖値の急低下は、体温の低下を招くと言われています。甘いものを飲みたい時は、血管を拡張する作用があるホットココアがおすすめです。
体を冷やす飲み物
飲み過ぎに注意する
先ほど紹介した体を温める飲み物でも、飲み方によっては逆効果になってしまうことがあります。
手軽な温活ドリンクである白湯は、内臓を優しく温めてくれますが飲み過ぎには注意です。
飲んだ後は体内でだんだんと冷えて水になっていくため、飲みすぎた分は逆に体を冷やしてしまいます。
特に、普段からむくみやすい人は、水分を体に溜め込みやすいので、量に気をつけて摂取しましょう。
温活の効果をさらに上げるためには
より効果的に温活をするために注意したいポイントを紹介します。
熱い飲み物を摂取したくない夏場にも、取り入れることができるので一年中温活をすることができます。
外から温めることも重要
飲み物での温活は、体の内側から温めることができますが、体内で冷えてしまった飲み物は、逆に体を冷やしてしまう原因にもなります。
体の中からだけではなく、体の外側からも熱を逃がさないことが大切。
暖かそうな厚手のアウターなどは、重さで断熱効果のある空気の層を潰してしまい、保温力が弱くなることがあります。
体温調節がしやすい薄手のインナーや重ね着で空気の層を作り、熱を逃がさないようにしましょう。
お腹を中心に温めると効果的
血液は、熱を運ぶ大切な役割を持っており、45秒で全身を一周します。そのため、血液の多いところを温めることが、全身を温めることに効果的です。
お腹には腹部大動脈という太い血管が通っているので、お腹を中心に温めることで、全身に熱を行き渡らせることができます。
また、子宮や卵巣が集まっている部位でもあるので、妊活中の方や生理に悩んでいる方は、特にお腹周りを腹巻きやカイロなどで温めてあげましょう。
シルク腹巻は薄手でアウターに響きにくい上、熱を逃がさない空気の層でお腹周りを温めてくれるのでおすすめ。
汗もしっかりと吸収してくれるので、エアコンで冷えやすい夏場や、暖房でのぼせやすい冬場など、季節を選ばずに着用することができます。
体の中と外どちらも温めて効果的な温活をしよう
冷えが原因となっている体の不調には、体の中と外から温めてあげることが大切です。
温活は継続して行うことで効果を実感することができるため、普段の生活に取り入れやすい飲み物や、グッズから取り組んでみましょう。
ベルタ温活シルク腹巻き
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