頭痛・肩こり・痩せづらさ
お疲れママのその不調をリンパで解決!
その他
一般社団法人リンパデトックス協会代表理事の長谷川 美智子様にご登壇いただき、頭痛・肩こり・痩せづらさなどの不調をリンパで解決する方法ついてお話しいただきました。
本レポートでは当日お話いただいた内容を抜粋して、セミナーをご紹介します。
登壇者紹介
- 一般社団法人リンパデトックス協会代表理事
- 一般社団法人リンパデトックス協会代表理事
- 長谷川 美智子
- 訪問介護の責任者時代に自身の不調をリンパデトックスで改善した経験から、リンパデトックス協会を設立。資格認定やセラピストの育成を行うかたわら、リンパデトックスサロンを運営。現在は医療機関とも連携しながら、食やミネラルの講座・関連事業等もおこなっている。
訪問介護の責任者時代に自身の不調をリンパデトックスで改善した経験から、リンパデトックス協会を設立。資格認定やセラピストの育成を行うかたわら、リンパデトックスサロンを運営。現在は医療機関とも連携しながら、食やミネラルの講座・関連事業等もおこなっている。
- 目次(クリックでジャンプ)
リンパの仕組み
体にはリンパ系という、リンパ液を運ぶネットワークがあります。リンパ系はリンパ液、リンパ管、リンパ節から成り立っています。リンパ管の中を通っている液体をリンパ液と言います。
リンパ管は体中にくまなく張り巡らされており、リンパ節というろ過装置が体の約800箇所についています。
特にリンパ節がたくさんついているところを主要リンパ節と言います。
800箇所の約半分以上は腹部についているので、腸は最も大切な場所です。
リンパ節は、リンパ液を浄化しています。そしてリンパ球などで異物が血液循環系へ侵入するのを防ぐ免疫の役割をしています。
リンパのはたらき
リンパのはたらき① 排泄器機能
リンパの中には排泄機能という大事な機能があります。
私たちが生きているこの時代は、たくさんのものがあふれているので、皮膚からもいろいろなものが入ってきます。
リンパのはたらき② 免疫機能
もう一つ大きな役割で、免疫機能という働きがあります。腸には体の半分以上のリンパ節があるので、免疫は腸が大きく関係しています。
腸は口から異物が直接入る場所なので、小腸や大腸の周辺には多くのリンパ組織が集まっていて、強力な免疫が働いています。
脳腸相関
腸は第二の脳と言われていますが、脳腸相関という言葉もあり、腸から脳への情報が9割と考えられています。脳と腸がお互いに密接に影響を及ぼしているのです。
最近では、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも9割は腸で作られ、リンパ管に吸収されて脳に運ばれているということが考えられています。
このように人体は常に新しい研究がされていますが、その仕組みの中でリンパが重要な役割をしていることが多く、その度にリンパデトックスが重要だと感じています。
リンパデトックスについて
リンパデトックスの考え方
リンパデトックスという観点から、健康に近い状態でいるための考え方を知っていただきたいと思います。人には健康があって、未病があって、病気と言われる状態があります。
例えば未病と言われる状態。
眠りが浅い、疲れが抜けにくい、肩こり、腰痛、頭痛がある、便秘、冷え症など病院に行くほどではないけれども、なんとなくの不調を感じているときのことを未病と言います。
リンパデトックスではこれを、細胞が何らかのダメージを与えられて、細胞内がむくみ、そして細胞外液がむくみ、リンパ本来の流れがなく滞ってしまった状態と考えています。
未病が積み重なっていくと外見や骨格内側にまで影響を及ぼしますが、徐々に影響を及ぼしすので、最初からそうだったかもとか、親もそうだったから遺伝のせいかなとか、もう年だからしょうがない、と諦めてしまう方が多いです。
リンパデトックスでは細胞にダメージを与えないように暮らし、リンパの働きの妨げにならないようなデトックスをしていくことがより健康でいられる秘訣だと分かっています。
リンパデトックスでできること
リンパのためにできる簡単なことをいくつか挙げてみました。
いきなり全部やるのは難しいと思いますが、一つずつルーティーンの中に入れてしまうと良いと思います。
まずは軽い運動をして汗をかく、入浴をして体を冷やさないことが大切です。
電磁波に関しては目に見えないので防ぐことは難しいですが、発酵食品は電磁波を食べてくれるので、摂取することで軽減することができます。
ストレスを溜めないことは一番難しいです。溜めないようにするよりも、ストレスに負けない体を作ることを意識しましょう。
あとは食事に気をつけましょう。生の野菜や果物で酵素を取り込んだり、カリウムを流出させてしまう食品添加物を食べないようにする。あとはイワシやアゴ出汁、昆布出汁などで脂質をしっかり摂ると細胞の皮膜がきれいになり、ミネラルの吸収が良くなります。
それと、カリウムの多い食品を取ることで体の中に増えてしまったナトリウムを追い出すことができます。
例えば海藻類とか果物とか野菜などの食べ物を積極的に取るなど、ぜひ実践してみてください。
簡単リンパケア
鎖骨のマッサージ
皆さんは鎖骨が出ていますか?きれいに鎖骨が出ていない人はリンパが詰まっています。
鎖骨と鎖骨の真ん中にギューって指を入れてみてください。リンパが流れていると第一関節以上入り込みます。
ストレス解消マッサージ
次に胸腺というところがあります。ちょうど胸の真ん中より少し上のところです。
ここを圧迫して痛い時は、ホルモンのバランスが崩れている、ストレスがかかっているときです。
軽く自分で押してみてください。
肩こりが簡単に取れるストレッチ
私のYouTubeチャンネルで「だるおも肩こり編」の動画をあげています。これをするとすごく簡単に肩こりが取れていくので実践してみてください。
腸のマッサージ
最後に、一番大事な腸のマッサージです。
おへそを中心に「の」の字を書いてみます。手のひらかにぎりこぶしでケアしてください。おへその周りから2.5センチ離れたところあたりからぐるんぐるんと大きく回していきます。
このマッサージをすることでお腹の腸間膜を緩め、腸を活性化させることができるんです。
まとめ
本日お伝えしたリンパを流す方法は、誰でも実践できますし、人にやっても危険はないですし、もちろん副作用もありません。力強くやる必要もないです。ご自分も疲れないように、ゆったりとした気持ちでおこなっていただけたら良いと思います。
毎日歯磨きをするように、リンパを流すことを心がけると心が軽くなり、人生も変わってくるのではないでしょうか。
BELTAでは、ライフステージの変化によって生まれる不安や疑問を笑顔に変えられるように、資格を持った専門家やプロフェッショナルが実施したセミナーをレポートとしてお届けしています。本日共有した内容が、皆様の参考になれば幸いです。